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線維筋痛症の心のサポート

線維筋痛症の治療をしていく上で、最も大切なことは患者さんの心のサポートだと思っています。はっきりとした原因もいまのところわかっておらず解明が待たれますが、線維筋痛症を発症している患者さんの多くが、ストレスを感じることによって、痛みの悪化を感じています。

線維筋痛症を発症する患者さんの多くにみられる性格として、“真面目”“がんばり屋”ということがよくいわれていますが、発症してからの精神的なストレスとして“周囲にわかってもらえない”という問題があります。これは、家族や友人、会社、医療者にいたるまですべての人においてといえるでしょう。

私が思うに、まったくすべてを理解してもらうことは無理だと思っています。実際のところ、私自身が他の人がなっている病気のつらさや、社会での人間関係のつらさなど、人それぞれの悩みをすべて理解することは無理だからです。

私の線維筋痛症の痛みは、重度の患者さんの痛みに比べればかなり軽いものと思いますが、自分が「痛くて痛くて痛くて死んだ方がマシ。」と思ったときに、まず思い浮かべるのは家族の顔です。そしてもうひとつ、必死に言い聞かせる言葉は「ひとは、みんな何かしらしんどいモノを抱えて生きているんだ!私だけじゃない!!」ということです。「前向きに!」「ポジティブに!!」です。本当に必死に言い聞かせています。

はっきりいって上手く痛みを乗り越えるすべを、私はまだ見つけられていません。でも、周りの人たちの「線維筋痛症を理解してあげたい!!」と思ってくれる心のやさしさにふれると、ほっと力が抜けて、何かよく効く薬を飲んだような気分になることがあります。

私だけがそう思っているのかもしれませんが「そういうこともあるのだ。」とぜひ知ってもらいたいと思い、ここに書かせていただきました。

上手くアドバイスはできていませんが、「線維筋痛症という病気があるのだ。」ということと、「ものすごく元気そうに見えても痛みを我慢しているんだ。」ということをいつも心においていただければと思っています。

線維筋痛症の治療

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