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自分を大切にしてあげましょう

今現在、線維筋痛症とともに過ごす私が、いつも心がけていること。それが、「“自分”を大切にする」ということです。簡単なようで、本当に難しいのです。

かなり長い間、線維筋痛症という病名すら知らずに生きてきました。その間も原因不明の痛みや疲労感が続いている毎日で、数年経って、病院でやっと病名がわかっても、なんら手の施しようがなく、周りの無理解も重なったため、10代にして人生の先の長さに絶望していました。

テレビを見たり、本を読んだり、たくさんの希望の言葉を目から耳から入れることによって、自分をどうにかこの状況から救い出そうともがいていました。でも、本当に絶望してしまっていて、どんな人の言葉もテレビや本を通じてでは、私の心にはまったく届かなかったのです。「ひとすじも希望の光が見えない」と感じたとき、ぞっとして胸がつまりました。

そんなこんなで「死ぬことはダメ!」という言葉だけを言い聞かせながら数年が経って、ある鍼灸院の先生に出会いました。その先生は、私の話をなんとなく聞いてくれていたのですが、「気楽に生きたらいいんだよ。がんばってがんばって働くのが性に合っている人もいるし、だからって別に気楽に生きている人が悪いわけでもないし、ひと(他人)はひと(他人)、自分は自分でしょ?」と本当に気楽に返してくれました。

こんな内容の言葉は、たぶん世界に溢れるほど存在すると思うのです。でも、私に、私ひとりのために言ってくれたことが本当にうれしかったのです。
『ひと(他人)はひと(他人)、自分は自分。』今でも、一日に何回自分に言い聞かせるかわかりません。

世間がつくりだしたものさしは、あくまで理想の標準であって、私自身が振り回されることはないんですよね。今でも、なかなか上手く処理できない気持ちをたくさん抱えていますが、無理やりでもいいから自分を褒めてあげるように努力しています。内容は本当に些細なことです。

そういうことを少しずつ繰り返しているうちに、他の人とは違う“自分”を好きになってきた気がします。そうなれることで、今でもやってくる「死んだ方がマシ・・。」という心の叫びを、少しは楽に回避できるようになってきました。

線維筋痛症と心の問題

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